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お知らせ

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2022.07.31
8月のハガキ1枚分のメッセージ
マタイによる福音書26章74節

「そのとき、ペトロは呪いの言葉さえ口にしながら、『そんな人は知らない』と誓い始めた。」

主イエスの第一の弟子ペトロは、自分の主(しゅ)であるイエス・キリストのことを知らないと言ったのです。いつ言ったのか。主イエスが捕まえられ、裁判にかけられている場所へこっそり侵入し、その時ある人から見つけられて「お前もあの男の仲間だ」と見破られたときです。つまり自分に危機が迫った時です。危機から自分を守るのは当然とも言えますが、しかしペトロは以前主イエスに「たとえ、御一緒に死なねばならなくなっても、あなたのことを知らないなどとは決して申しません」と言いました。その時ペトロは本気で、その決意は嘘偽りなく堅かったでしょう。しかし、それがもろくも崩れ去ったのです。しかもこの時一度ならず、三度も知らないと、最後は呪いの言葉さえ口にしながら言ったというのです。私たちの意志や決意を凌駕する罪の力を私たちは抱えているのです。結局私たちは自分(と自分の属するもの)が一番大事で、世界はこの原理の上に成り立っています。でも主イエスはこれをとがめたり、責めるのではなく、この深い罪を担って十字架に架かり、赦して下さったのです。それは私たちの中にうごめく罪から目をそらさず、逃げず、ごまかさずに、しっかり見つめ、自分が罪人であることを恐れずに認めて生きるためなのです。
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