image

お知らせ

お知らせ

2022.05.01
5月のハガキ1枚分のメッセージ
マタイによる福音書20章26~27節
「あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、いちばん上になりたい者は、皆の僕になりなさい。」

主イエスの弟子たちの間で「自分たちの中で一番偉いのは誰か」という情けない議論が起きました。その時の主イエスのお答えが冒頭のみ言葉です。情けない議論と言いましたが、「皆の僕(しもべ)になりなさい」と言われると私たちは卑下されたような感じを持つことを考えると、大なり小なり私たちは人の下よりも上にいたい存在なのではないかと思います。主イエスは私たちに「仕えなさい、僕になりなさい」と言われるのですが、それは人の言いなりになって召使のように人の求めになんでも応じる在り方とは違います。主イエスは仕えることを人の対して命じただけではなく、ご自身が人に仕え、人の僕になる歩みを歩み通された方です。でも主イエスは決して人の言いなりに生きられたのではありませんでした。主張すべきこと、戦うべきことは戦いました。ただ、それもこれも生かすためです。本当に人を生かすために主張し戦われたのです。言い換えると自己実現のために生きられたのではないのです。神の御心を実現するために生きられたのです。それこそが仕える生き方でしょう。つまり自分ではなく人を、あるいは事柄を本当に生かす生き方です。主イエスの十字架はその極みであり、自分を犠牲にして人を生かすわざであったことも覚えたいのです。
menu