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2023.10.01
10月のハガキ1枚分のメッセージ
ルカによる福音書20章17~18節
「『家を建てる者の捨てた石、これが隅の親石となった。』その石の上に落ちる者はだれでも打ち砕かれ、その石がだれかの上に落ちれば、その人は押しつぶされてしまう。」
とても奇妙な言葉です。昔の建築方法が背景にある言葉です。石を積み重ねて家を作ります。その場合、隅の4つの石が土台として重要です。隅の親石です。普通は捨てるような石ではなく、他のどれよりも立派で頑丈そうな石を使います。それなのに「捨てた石」が「隅の親石となる」というのは実際の建築のことではなくて、イエス様のことです。イエス様の十字架は、まるで捨てられたような出来事です。しかし捨てられたように見えるイエス様が、私たちにとって重要だということ、大きな力になるということです。そしてこうもあります。その石の上に落ちると打ち砕かれるし、石がその人の上に落ちれば押しつぶされてしまう。この石がイエス様なら、イエス様とはそのような方でしょうか。そうです。打ち砕き、押しつぶす方です。何を? それは私たちの中にある傲慢をです。私たちの中にある自己中心性をです。十字架において、まるで捨てられたように見えるイエス様を本当によく知っていく時、イエス様がいかに私たちの罪のために犠牲になって下さったか、その本当の愛が見えます。イエス様の本当の愛こそが私たちを打ち砕くし、私たちを押しつぶすのです。
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